NISA制度のおかげで、最近活発になってきている株取引。特にSNS上で解説している人をよく見かけるようになりましたよね?
私もYouTubeを見てNISAに興味を持ち、株取引を始めてみました。
さらにNISAだけでは物足りず、特定口座で「米国株」を買い始めてからは、配当金を受け取れるようになりました。しかし、調べていくうちに、外国株の配当金は二重課税されるという事実を知りました。そのまま何もせずに放っておくと、税金を多めに取られて損をするとか…。
私は偶然、なにかの記事で知ることになったのですが、知らない人が多いのではないでしょうか?
この二重課税、実は確定申告をすることで一部返ってきます。
少しでも多くの人に、この情報を知って欲しいと考えて記事にすることにしました。興味のある方は、ぜひご一読してください。
ではさっそく、見ていきましょう!
※本記事は、「外国税額控除」と「ふるさと納税」をe-Taxで申請する方法について、関連する記事をまとめたページとなります。そのため、このページをブックマークしておくと、各記事へアクセスしやすくなります。
確定申告する人物設定
会社員の人で株取引をしている人は、以下の人物設定に当てはまる人が多いのではないかと思います。この人物像を元に、解説を進めていきます。
人物設定にあてはまらない場合、確定申告の設定を調整する必要があります。あらかじめご了承ください。
確定申告の申請期間
払いすぎた税金を確定申告して返金してもらうことを、還付申告と言います。
本記事は、還付申告をメインに説明していきます。
還付申告は、納税金額を確定する一般的な確定申告と期限が異なります。
一般的な確定申告と異なり、還付申告に関しては5年間と非常に長い期間で設定されています。
そのため税金が返ってくることを知らなかった人も、今から十分に間に合う可能性があります。
必要書類
還付申告するにあたり、事前に以下の書類を準備する必要があります。
上記の申告時期と書類入手時期をまとめると、以下の通りとなります。
確定・還付申告期間と必要書類の入手時期
還付申告に関しては、申告期間が「5年間」と余裕がありますが、申告忘れや面倒になってやらなくなる可能性があるため、毎年1月から2月の間に申告することをオススメします。
ふるさと納税の申告方法
最近は、ふるさと納税をしている方が多いと思います。多くの方は「ワンストップ特例制度」を利用して納税していると思いますが、「確定申告(還付申告)」でも対応可能となっています。
申請方法による作業の違いを、以下にまとめました。
外国株の還付申告とあわせて、ふるさと納税の手続きを行う方が、手続きの手間を省けます。
外国株の還付申告は毎年しなくてはならないため、ついでにふるさと納税を申請をしています。ワンストップ特例制度を利用するほうが、二度手間になります。
確定申告の流れ
1ページにまとめると記事が長くなるため、項目ごとを別記事にしております。
また、手順①から順番に進めることで、確定申告がスムーズにできるような記事構成にしております。
以下リンク先より、見たい記事にアクセスしてください。
- 1確定申告書作成の事前設定
「e-Taxの公式ページのログイン方法」から、「確定申告書の事前設定」までを説明しております。
- 2源泉徴収(給与)を入力する
- 3株の配当所得・譲渡所得を入力する
「国内外の配当所得(配当金)と譲渡所得(売買益)」の入力方法について、説明しております。マイナポータル連携による自動入力だけでなく、手入力についても触れております。
- 4ふるさと納税を入力する
「ふるさと納税」の入力方法について説明しております。マイナポータル連携による自動入力だけでなく、手入力についても触れております。
- 5外国税額控除を入力する
「外国税額控除(外国株配当金の二重課税取り戻し)」の入力方法について説明しております。ここがメインの内容になります。
- 6確定申告書を提出する
すべての項目を入力後、「確定申告書を税務署に提出するまでの流れ」と「還付金の振込までの流れ」を説明しております。
まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
無事に払いすぎた税金を、取り返せたでしょうか。
この二重課税については、知らない人だけが損をする仕組みになっているため、この記事を通して多くの人に知ってもらえたらなと思います。
不明な点がございましたら、気軽にお問合せフォームよりご連絡をお願いします。できる限りサポートさせて頂きます。
それではまた会いましょう!
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