新型iPhoneを購入したからには、MagSafe対応のモバイルバッテリーが欲しいですよね。
しかし、MagSafe対応の充電器って結構高いんですよねー…。
そう思いながら楽天市場をうろついていると、Ankerにめっちゃ似てる製品がありました。
しかもAnkerより性能が高くて半額じゃぁないですか!!
中華の無名メーカーのため、安全面での不安はありましたが、
「最悪使えなかったらそれはそれでいいかなー。半額やし…。」
と、自分に言い訳をして購入することにしました。
実際に1年間使い続けましたので、使用感などをレビューしていきたいと思います。
それでは一緒に見ていきましょう!
総評

おすすめ度 | |
容量 | |
充電の速さ | |
使いやすさ | |
コスパ |
中国の無名メーカーですが、性能はピカイチ!!
1台充電の場合は、USB-Cポートから20Wの高速充電が可能。3台同時充電の場合はMAX15Wの出力が落ちるものの、友人との外出などで活躍できること間違いなし。さらにMagSafeにも対応しています。iPhoneユーザーにはおすすめ商品となっています。

実際に1年間使ってみて、イマイチなところもありましたが、メリットの方が大きいため購入してよかったなーと思っています。
商品仕様
Ankerの同スペックの商品と比較しています。
無名バッテリーがいかにコスパが良いか、わかりやすいかと思います。
項目 | ONE CUBE Magnetic Wireless Power Bank |
Anker MagGo Power Bank |
価格 | ¥3,980 | ¥9,990 |
サイズ | 100 x 80 x 30 mm | 105 x 66 x 20 mm |
重量 | 200 g | 250 g |
バッテリー容量 | 10,000 mAh | 10,000 mAh |
ポート数 | MagSafe x1 USB-C x1 USB-A x1 |
MagSafe x1 USB-C x1 |
最大入力 |
USB-C:20W |
USB-C:20W |
最大出力 (1ポート使用の場合) |
Magsafe:15W USB-C:20W USB-A:22.5W |
Magsafe:15W USB-C:27W |
3ポート同時使用時の出力 |
MagSafe:6.5W USB-C:5W USB-A:3.5W 合計 15W ※実測値 |
MagSafe:9W USB-A:9W 合計 18W |
急速充電規格 | USB PD | USB PD |
無名バッテリーの商品リンクを貼っておきますので、興味がありましたらご覧ください。
Ankerの方も念のため掲載しておきます。
お高いですが「Ankerじゃなきゃだめ!!」という方は、ご覧ください。
開封の儀
茶封筒にプチプチでくるまった状態で、送られてきました。
少し雑??
結構パッケージはしっかりしており、デザインもまともな印象。
さっそく開けていきます!

箱からバッテリーを取り出していきます。

USB-Cの充電ケーブルと本体が出てきました。

裏を見ると、なにやら説明書が入ってそうです。

中のものをすべて取り出しました。
内容は以下のものが入っています。
USB-CポートでiPhone15や16を充電する場合は、別途USB-C & USB-Cケーブルを用意する必要があります。

本体の表側はフィルムで保護されていました。
使用するときは外しましょう。

全方向からの商品写真です。
※画像をクリックすると拡大されます






寸法と重量の実測写真です。
※画像をクリックすると拡大されます




公式のスペックと全く数値が異なりました。

さすが中国製…。別に数値が異なるからと言って
困ることはないんですけど…。
項目 | 公式スペック値 | 実測値 |
寸法 | 100 x 80 x 30 mm | 110.4 x 69 x 18.5 mm |
重量 | 200 g | 223g |
裏側のスタンドとなる部分をめくると、仕様が書かれてありました。
PSEマークがしっかりと印刷されています。

… 12V / 1.5Aって18Wだけど、本当に20W以上でるのかなぁ。
総出力は5V / 2A=10Wって書いてあるし…。
かなり不安になってきました…。
あとで実測してみたいと思います!
実際に使ってみた
持ち運び
MagSafe対応のスマホは、モバイルバッテリーを重ねて充電しながら、片手で快適に操作できます。
重さも気にならず、充電ケーブルも不要なので、カバンの中身もすっきり整理できます。


私はよく電車の中で使用していますが、特に問題なく使用できています。
見た目もシンプルなので、端から見ても偽物感がありません。
充電方法
さっそく充電してみたいと思います。
MagSafeで充電する場合は、側面右のボタンを押せば充電が開始されます。

左側面のミニ液晶に緑マークが、MagSafeの合図となっているので一目瞭然です!
さらにバッテリー残量が表示されているのも、わかりやすくてGood!!

もしMagSafeの充電を止める場合は、ボタンを素早く2回押してください。
マウスのダブルクリックと同じ感覚です。
底面についているUSB-AとUSB-C端子は、ボタンを押さずとも挿せば自動で充電してくれるようです。

スタンド設置
スタンドの組み立て方は以下のとおりです。

磁石でひっつくようになっています。
また、貼り付け位置は目印があるため、わかりやすくなっています。

これで自立するようになります。

あとは磁石の部分にiPhoneを取り付けるだけです。
スマホを縦置き・横置きにできるため、シーンにあわせて調整が可能です。

このとき、横向きのときにカメラが微妙に接触する配置になっています。
使用上問題ありませんが、気になる方もいると思いますので掲載しておきます。

スタンド状態だと、床が底側のUSB端子を邪魔するため、通常の方法だとケーブルが挿せなくなります。
そこで、USBの角度付きアダプターが役に立ちます。
図のようにスタンド状態でも、ケーブルの接続ができるようになります。

商品リンクを貼っておきますので、興味のある方はご覧ください。かなり便利になります。
MagSafeの磁力
結構マグネットは強めになります。軽く振った程度では落ちません。
MagSafe対応ケースであれば、多少のことで落ちることはないでしょう。

MagSafe非対応ケースの場合や磁石が弱い場合は、同梱されている「MagSafe強化シール」をスマホに貼ってください。

少しだけですが、磁石がケース越しでもひっつきやすくなります。
半年使用していると、MagSafeの滑り止めのゴムが外れてしまいました。
ただし、磁力が強いため、今のところ問題なく使用できています。

また、ゴムが外れた後に両面テープのベトベトが残りますが、セロテープなどでペタペタすればきれいに取り除くことが可能です。もし困っている方がいれば、一度お試しください。
容量チェック
iPhone15 Proの電池残量が0%から100%にするまでに、どれだけモバイルバッテリーの電池残量が減るか確認しました。
結果は…。

ちょうど、100%から50%になりました。
iPhone15 Proの電池容量は「3,274 mAh」
単純計算だと「3,274 x 2 = 6,548 mAh」。
6,548 / 10,000 = 0.654 x 100 = 65.4%の変換効率
一般的に表示容量の約70%しか使えないと言われているため、許容範囲だと思います。
充電性能チェック
商品の宣伝画像と製品裏に書いてあるスペックが異なりましたので、実際の出力電力を測定してみました。
測定結果まとめ
実測した結果は以下の通りになります。
購入検討時の参考にしてください。
出力端子 | ポート同時使用数 | 公式スペック値 | 実測値 |
USB-C |
1ポートのみ | 20W |
20W |
2ポート同時 | 不明 | USB-C 8.9W / USB-A 7.6W USB-C 8.9W / MagSafe 5~6W* |
|
2ポート同時+MagSafe | 合計15W | USB-C 4.6W USB-A 4.8W MagSafe 5~6W* |
|
USB-A | 1ポートのみ | 22.5W | 18W *SCP規格は未確認 |
2ポート同時 | 不明 | USB-C 8.9W / USB-A 7.6W USB-A 9.0W / MagSafe 5~6W |
|
2ポート同時+MagSafe | 合計15W | USB-C 4.6W USB-A 4.8W MagSafe 5~6W* |
|
MagSafe | 1ポートのみ | 15W | 8.2 ~ 13.9W *アプリで測定 |
2ポート同時 | 不明 | USB-C 8.9W / MagSafe 5~6W* USB-A 9.0W / MagSafe 5~6W* |
|
2ポート同時+MagSafe | 合計15W | USB-C 4.6W USB-A 4.8W MagSafe 5~6W* |
*MagSafeは測定不能だったため、予想値となります。

予想以上にスペック通りの出力が出ています。かなり優秀なのでは!?
1ポートで使用する場合
USB-C
「iPhone15 Pro」に接続しました。

正常に20Wが出力されています。
USB-A
「Anker Nebula Capsule II」に接続しました。

約17Wが出力されています。
充電規格上、HUAWEIのSCP対応機器のみが「22.5W」出力が可能で、それ以外のPD対応機器は「MAX 18W」までだと考えられます。
MagSafe
iPhoneアプリの「Charger master」や「Mister battery」で測定しました。

項目 | Charger master | Mister battery |
充電出力 (5回平均値) | 8.26 W | 13.90 W |
ばらつきが大きいため、あまり信用できない数値となりました。
参考程度の認識でお願いします。
2ポート同時使用する場合
USB-C & USB-A
・USB-C:iPhone15 Pro
・USB-A:iPhone 8
に接続しました。


・USB-C:8.9W
・USB-A:7.6W
が出力されています。
楽天の商品説明にも「3台同時利用時も合計15Wの高出力…」と記載があることから、
台数に関係なく、同時使用時は15Wが最大出力
だと考えられます。

USB-C & MagSafe
・USB-C:iPhone 8
・MagSafe:iPhone15 Pro
に接続しました。

・USB-C:8.9W
・MagSafe:アプリのばらつきが大きため、測定不能
が出力されています。
同時使用の際は「最大15W」だと考えると、MagSafeは6~7Wくらいだと予想されます。
USB-A & MagSafe
・USB-A:iPhone 8
・MagSafe:iPhone15 Pro
に接続しました。

・USB-A:9.0W
・MagSafe:アプリのばらつきが大きため、測定不能
が出力されています。
USB-Cと同じく、同時使用の際は「最大15W」だと考えると、MagSafeは6~7Wくらいだと予想されます。
2ポート + MagSafe同時使用の場合
USB-C & USB-A & MagSafe
・USB-C:iPhone 8
・USB-A:iPhone 8
・MagSafe:iPhone15 Pro
に接続しました。


・USB-C:4.6W
・USB-A:4.8W
・MagSafe:アプリのばらつきが大きため、測定不能
が出力されています。
繰り返しとなりますが、同時使用の際は「最大15W」だと考えると、MagSafeは5~6Wくらいだと予想されます。
以上で測定完了です。

意外と公式スペックどおりの値になっていましたね。
すばらしい!!
今回つかった道具のご紹介
USBテスター
高速充電が本当にされているか不安だったため、購入しました。
使いやすいため、おすすめです。
測定範囲
・電圧:3.6 ~ 32 V
・電流:0 ~ 5.1 A
・電力:0 ~ 163 W
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプター
私が使っているのは旧式で、今は新バージョンが出ています。
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプター
100Wの高速充電が可能なUSB-C & Cケーブルです。
ケーブルがかなり柔らかいため、通学・通勤時のカバンの中にいれるのに最適です。
Anker Nebula Capsule II
世界初のAndroid TV搭載のモバイルプロジェクター。
天井にも映像を表示できるため、コロナ時で床に伏せているときに、大活躍してくれたガジェットです。
まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
やはり無名の中国メーカー製ということで、スペックを下回る部分もありましたが、及第点といったところでしょうか。
しかし特に1年間使用していますが、便利でしかなく困った記憶が全くありません。
実際にめちゃくちゃコスパが良い商品ですので、興味がある方はぜひ購入を検討してみてください。
iPhoneライフが楽しくなります!!
他にもiPhone16を便利にする周辺グッズを以下の記事で紹介しておりますので、興味のある方はご覧ください。
不明な点がございましたら、気軽にお問合せフォームよりご連絡をお願いします。できる限りサポートさせて頂きます。
それではまた会いましょう!
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