iPhone 15 Pro以降から「USB 3 Gen2」 に対応し、データの転送速度が飛躍的に向上しました。
理論転送速度
iPhone 14 Pro以前(規格:USB 2)
480 Mbps = 1秒間に「60 MB」の転送量
iPhone 15 Pro以降(規格:USB 3 Gen2)
10 Gbps = 10,240 Mbps = 1秒間に「1,280 MB」の転送量
驚異の「20倍」!!
しかし、周りの環境を整えないと、この転送速度を得ることができません。
※一部が速い転送速度に対応していても、一番遅い部分が足をひっぱって、最終的に全体の速度が遅くなるからです。(ボトルネック)
今回は、その環境の一つである「USB-Cケーブル」について、おすすめの商品をご紹介したいと思います。
実際に、1年間使い続けて問題なかった商品なので、安心してください。
それでは、いっしょに見ていきましょう!
総評
おすすめ度 | |
転送速度 | |
充電の速さ | |
使いやすさ | |
コスパ |
高速転送速度と高速充電の両方を備えながら、価格もリーズナブルで、コスパが非常に良い商品です。
さらに、現状のiPhone16 Proの性能を超えているため、次世代のiPhoneが来ても、そのまま使用できそうです。
1年間ほど家用で使用していますが、全く性能に問題ありません。ただし、硬くて曲がらないため、バックにいれて充電するなどの外出用には向かないと思います。
商品の仕様
USBケーブルといえば「Anker」なので、今回も比較させてもらいます。
項目 | miwakura | Anker |
商品名 | USB3.2 Gen2x2 C to Cケーブル PD100W 20Gbps eMarker搭載 強靭メッシュ仕様 | Anker USB-C & USB-C ケーブル (240W, 20Gbps, エコフレンドリー) |
製品型番 | MCA-CTC300G22(3m) | A80N1011 (ブラック) |
JANコード | 4582480062335 | 4571411214776 |
価格 | ¥1,299 | ¥2,690 |
長さ | 3m・1m・0.5m | 0.9m |
転送速度 | USB 3 Gen2x2 20 Gbps |
USB 3 Gen2x2 20 Gbps |
最大出力 | 100 W | 240 W |
充電はAnkerに軍配が上がりますが、今のところ「240W」は完全にオーバースペックで、用途がありません。
充電は「100W」もあれば、必要十分の性能です。
商品リンクを貼っておきますので、興味がありましたらご覧ください。
Ankerのほうも貼っておきます。長さは短いですが、柔らかい素材のため自由に曲げることができます。
実際につかってみた
開封の儀
かなりしっかりとした、パッケージとなっています。
高級感があっていいですね!!
しかも、ジッパー付きの袋に入っています。
袋から取り出すと、こんな感じです。
2ヶ所がビニールタイで留まっていました。
端子には、しっかりとキャップが付いています。
しかもロゴ入り。おしゃれ!!
正直、このクオリティで¥1,300は驚きでした。
中華製だと汚い袋に入っていたりするので、好印象でした。
あとは、性能どおりになっているか、確かめていきましょう!
硬さ
ショップのレビューでも書き込まれているのですが、かなり「硬い」です。
曲がりません。挿入角度によっては、iPhoneが浮いてしまうくらいです。
転送速度を実測
今回、iPhone 15 Proで撮影したサイズの違う4K動画を3つ用意し、パソコンに転送したときの速度を測定しました。
データ転送のイメージ図
転送元
転送先
転送速度に関係するパソコン部品は、以下のとおりです。
部品 | 製品名 |
CPU | Ryzen 7 3700 X |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B550-PLUS 背面ポート:USB 3 Gen2 対応 |
SSD | Monster Storage 4TB [最大読み込み速度:7,450 MB/s] [最大書き込み速度:6,500 MB/s] |
測定結果
データサイズ | 転送時間 | 転送速度 |
1.83 GB | 11 秒 | 0.17 GB/s = 1.36 Gbps |
3.56 GB | 21 秒 | 0.17 GB/s = 1.36 Gbps |
6.35 GB | 42 秒 | 0.15 GB/s = 1.20 Gbps |
理論値である「10 Gbps」より落ちますが、充分な速度ではないでしょうか。
Gigazineさんの記事では、iPhone 15 Proの転送速度は「約0.85Gbps」でした。その数値より良いため、正常な速度だと判断しています。
いろいろなサイトを見ましたが、「1Gbps超え」は良い方でした
今後、「USB 3 Gen2x2(20 Gbps)」が測定できる環境があれば、記事を更新します。
充電速度を実測
以下の機材を使用して、充電出力を測定しました。
「30W」は出力されていることがわかりました。
iPhone16だと、実測の入力値の最大が「約30W」とのことですので、必要十分の性能ですね!
今後、「100W」が測定できる環境があれば、記事を更新します。
今回つかった道具
USBテスター
高速充電が本当にされているか不安だったため、購入しました。
使いやすいため、おすすめです。
測定範囲
・電圧:3.6 ~ 32 V
・電流:0 ~ 5.1 A
・電力:0 ~ 163 W
マザーボード「ASUS TUF-GAMING B550 Plus」
2020/6/20 発売のマザーボード。AM4のため、CPUの規格が古め。
UGREEN Nexode PD 100W CD328
高出力でコスパの高い「卓上型充電器」
大体の製品は、これ一つで充電できます。
Anker Nebula Capsule II
世界初のAndroid TV搭載のモバイルプロジェクター。
天井にも映像を表示できるため、コロナ時で床に伏せているときに、大活躍してくれたガジェットです。
まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
「miwakuraのケーブル」は本当にコスパが良いので、よろしければ購入を検討してみてください。
私は買って大正解だと思っています
他にもiPhone16を便利にする周辺グッズを以下の記事で紹介しておりますので、興味のある方はご覧ください。
不明な点がございましたら、気軽にお問合せフォームよりご連絡をお願いします。できる限りサポートさせて頂きます。
それではまた会いましょう!
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