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「Ulanzi Stream Deck D200」の使用方法を解説

how-to-ulanzi-stream-deck-d200-eye-catch 解説
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elgato製のStream Deckについては、使用方法の解説記事や動画が大量にありますが、Ulanzi製についてはあまり存在していません。

そのため、「Ulanzi Stream Deck D200」の使い方がわからない人のために、基本的な使い方を記事にしました。

図をたくさん使用して説明していますので、初めての方でもわかりやすいかと思います。

それでは一緒にやっていきましょう!

このページでわかること
  • 設定ソフトのインストール方法
  • 設定ソフトの使い方

「Ulanzi Stream Deck D200」をレビューした記事になります。「開封の状況」や「組み立て方」について詳しく書いていますので、興味のある方はご覧ください。

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設定ソフトのインストール

設定ソフトがないと本製品が使いものにならないため、必ずインストールしてください

  • 1
    「Stream Deck D200」をPCにUSB接続しておく

    接続すると、本体にアイコンが表示されます。
    この初期状態でも、「WindowsやMacの標準機能」が多少使用できます。

    「ファイル名から指定して実行」で各実行ファイルを呼び出している動作が目に見えるため、正直カッコ悪い…。

    電卓ボタンを押したときの挙動

  • 2
    Ulanzi公式のソフトウェアダウンロードページから「設定ソフト」をダウンロードする

    以下をクリックしてください。

    下にスクロールしていき、「Ulanzi Streamdeck For ○○(対応するOS)」をダウンロードしてください。

  • 3
    ダウンロードした「セットアップファイル」を実行する

    Google Chromeの場合、ダウンロード完了後に右上からセットアップファイルにアクセスできます。

    ダブルクリックして実行してください。

  • 4
    インストールを進める

    表示言語を選択します。

    ライセンスに同意し、インストールフォルダを選択します。

    インストールが開始されるので、完了まで待ちます。

    Finishをクリックして、インストール画面を閉じます。

    設定ソフトのバージョン「1.4.89」はウイルスが検出されます

    設定ソフトインストール中のウイルス検出画面

    メーカーの回答

    メーカーから大丈夫と連絡はきていますが、心配なので削除します。

    私の環境では、削除しても問題なく動作しています。

  • 5
    Windowsセキュリティにアクセスする

    以下の方法で、Windosセキュリティにアクセスしてください。

    通知からセキュリティにアクセスする場合

    スタートメニューからアクセスする場合

  • 6
    ウイルスが検出されたファイルを削除する

    設定ソフトのインストールは、以上となります。

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設定アプリの使い方

色々なことができますので、すべてを紹介することはできませんが、基本的な操作方法を解説していきたいと思います。

初期設定

まずは環境を整えていきます。

表示言語の設定
ソフトウェアのアップデート
ファームウェアのアップデート

  • 1
    設定ソフトを起動する

    デスクトップにショートカットができていると思いますので、ダブルクリックして起動してください。

  • 2
    チュートリアルをスキップする

    中国語でよくわかりませんので、適当な場所をクリックしてスキップしてください。

  • 3
    設定画面を開く

    右上の をクリックしてください。

  • 4
    表示言語を英語にする

    英文をクリックしたあと、確定をクリックします。

    自動的にソフトが再起動し、表示が「英語」に切り替わります。

    まだ設定することがあるため、再度 をクリックして、設定画面に移動します。

    インストール時に「英語」を選択したはずなのに…。なんで??

  • 5
    ソフトウェアを最新版にアップデートする

    バグやセキュリティ、機能改善がされている可能性があるため、最新版に更新しておきます。

    ※画像は既に最新版だったので、アップデートはありませんでした。

  • 6
    ファームウェアを最新版にアップデートする

    ソフトウェアはWindows上のアプリケーション。ファームウェアは機器(ハードウェア)の制御ソフトのことを指します。

    こちらも重要なので、最新版にアップデートしておきましょう。

    「Device」項目のUpdateをクリックします。

    しばらくすると、バージョンが上がっています。

    ファームウェアアップデート中、本体は以下のような挙動でした。

  • 7
    登録されているボタンを初期化する

    初期ボタンは使わないと思いますので、一旦消えてもらいます。
    ※もし初期ボタンに戻したい場合は、「プラグイン」が用意されていますので、いつでも復活できます。

    の「Profile」から「Default Profile」を削除してください。

    をクリックして閉じてください。

    まだ初期ボタンが表示されたままなので、「Default Profile」をクリックして表示を更新します。

    これでボタンがなにもない状態になります。

    以上で環境が整いました。

アプリやフォルダを登録する

まずは、一番使う「アプリの起動」や「フォルダにアクセスする」方法を解説します。

ボタンの登録は2つの方法があります。

ドラッグ&ドロップで登録

エクスプローラーで登録

左側の「System」の「Open」を設定したいボタンの位置に、ドラッグ&ドロップしてください。その後、 をクリックしてください。

設定したアプリの「ショートカット」や「実行ファイル」を選択し、開くをクリックしてください。

本体はこのように表示されます。

設定ソフトのまま表示されます。この調子でどんどん登録していきます。

ページを操作する

ボタン数が「13個」のため、

「えっ?じゃあ13個以上は登録できないの?」

と心配する方がいると思いますが、安心してください。

1プロファイルあたり最大10ページまで追加できるため、不足することはありません。

さらに「フォルダ」も作成可能なので、無限に登録が可能です。

「フォルダ」の作成可能な最大階層数はわかりませんが、確認した限りでは「20個以上」作成可能でした。

では「ページの作成方法」や「切り替え方法」を解説します。

ページを追加する

をクリックすると、新しいページが追加されます。

ページを複製する

同じページを複製したい場合は、ページ上で「右クリック Copy」を選択してください。

ページを削除する

ページのその他設定

ページ関連のアイコンについて、ざっくり説明します。

Previous page
前のページに移動するボタンを作成する
Next page
次のページに移動するボタンを作成する
Go to page
設定したページにジャンプするボタンを作成する
例:1ページ目から10ページ目(設定)にジャンプ
Page Indicator
現在の表示しているページ数をアイコンとして表示する(ボタン機能はなし)
Create Folder
フォルダボタンを作成する。フォルダの中にさらにアイコンを追加可能
Switch Profile
設定したプロファイルに切り替えるボタンを作成する

必須の機能なので、覚えておきましょう

ウェブサイトを登録する

左から「Website」をドラッグ&ドロップで配置後、「タイトル」と「URL」を入力します。

サウンド設定を登録する

Streamといえばサウンド設定ですので、紹介しておきます。

Play/Pause
プレイヤーの再生/一時停止を切り替える
Next track
プレイヤーの次の曲に行く
Stop
プレイヤーの曲を停止する
Mute
スピーカーのマスター音量を0にする
Volume Up
スピーカーのマスター音量を上げる
Volume Down
スピーカーのマスター音量を下げる

デバイスを選択できないのが非常に残念です。今後のアップデートに期待しましょう!!

さらに「マイクのミュート」も非対応なので、ホットキー(ショートカットキー)で登録する必要があります。

次の項目でご説明します。

ホットキー(ショートカットキー)を登録する

登録しておくと、ショートカットキーを押さずにボタン1つで操作ができます。

※例では「マイクのミュート」のホットキーを登録しています。

テキストを登録する

良く入力する「メール定型文」や「プログラムなどのコード」を登録しておくと、作業が楽になります。

④にチェックを入れておくと、Enterキーを押す手間を省けます。「ファイル名を指定して実行」を使用する時に、よく利用します。

動作を複数組み合わせる

これも良く使いますので、覚えておいて損はありません。

例を挙げて説明します。

例:パソコンの再起動を実行させる

本ソフトには「再起動」というアクションが用意されていません。
そのため、自分で用意する必要があります。

必要なアクションは、以下のようになります。

① ファイル名を指定して実行するを起動させる
② 「shutdown /r /t 0」を入力する
Enterを押す

これをStream Deckに落とし込む方法は、以下のようになります。

  • 1
    「Multi Action」をドラッグ&ドロップする

    「Multi Action」専用の画面に切り替わります。

  • 2
    「Hotkey」をドラッグ&ドロップする

    「ファイル名を指定して実行する」のショートカットキーはWin+Rなので、入力する

  • 3
    「Delay」をドラッグ&ドロップする

    「Delay」は次の動作まで時間かせぐアクションです。Windowsの動作が間に合わず、次のコマンドが認識しない場合に使用してください。

    私の環境では「200ms(0.2秒)」が最適でした。

  • 4
    「Text」をドラッグ&ドロップする
  • 5
    トップ画面に戻る

いろんなアクションの組み合わせを試してみてください

アイコンの登録方法

画像さえ用意すれば、自由にボタンの見た目を変更できます。きれいなアイコンを使用するとモチベーションがあがりますので、一度はチャレンジしてみてください。

待機画像(スクリーンセーバー)を変更する

パソコンが起動していないとき、初期設定では以下のような画像が表示されます。

この画面を好きな画像に変更できます。

しかし、明かりを消した状態だと結構明るいので、中には表示したくない人もいるかと思います。

ただ、設定をいくらさがしても「消灯設定」が見当たりませんでした。

メーカーに確認しましたが、現状は消灯機能がないのだそうです。

表示したくない方は「黒」の画像を設定してください。

  • 1
    画像を用意する

    対応フォーマットは以下のとおりです。

    画像フォーマット:png
    推奨サイズ:1220 x 708 px

    黒画像が必要な方は画像を用意しましたので、以下からダウンロードしてください。

  • 2
    設定画面 に移動し、「Device」のScreensaverをクリックする
  • 3
    用意した画像を選択する
  • 4
    パソコンをスリープモードにする

    Windowsのスタートメニューから、「スリープ」をクリックしてください。

  • 5
    読み込んだ画像が正常に表示しているか、「本体」を確認する

プラグインをインストールする

使用するソフトのプラグインが用意されていれば、そのソフト専用の操作をボタンに登録できるようになります。

例:「ポモドーロタイマー」や「OBSの録画ボタン」など

  • 1
    「Marketplace」にアクセスする
  • 2
    必要なプラグインをインストールする

    例では「Tomato Timer(ポモドーロタイマー)」のプラグインをインストールします。

    インストール完了後、ウインドウを閉じてください。

  • 3
    追加したプラグインのアクションをボタンに登録する

    プラグインのインストール方法は、以上となります。

プロファイルをインストールする

使用するソフトのプロファイルが用意されていれば、自分で1からボタン割り当てする手間を大幅に削減できます

例:「Adobeシリーズ」や「Davinci Resolve」のショートカットキーなど

  • 1
    「Marketplace」にアクセスする
  • 2
    プロファイル画面に移動後、必要なプロファイルをインストールする

    例では「Adobe Illustrator」のプラグインをインストールします。

    インストール完了後、ウインドウを閉じてください。

  • 3
    ホーム画面でインストールしたプロファイルを選択する

    例では「Adobe illustrator」を選択しています。

    プロファイルのインストール方法は、以上となります。

特定アプリ操作時のプロファイル自動切替を設定する

特定のアプリを操作中(ウインドウをアクティブにする)と、自動的にプロファイルを切り替えることができます。

伝わりにくいと思いますので、動画を作成しました。

よく使うアプリとプロファイルを紐づけておくと、いちいちプロファイルを切り替える手間がなくなります。

  • 1
    設定画面 にアクセスし、「Profile」を選択する

  • 2
    メインで使用するプロファイルをデフォルトに設定する

    プロファイルをクリック後、「Set this file as the default profile」にチェックを入れてください。

  • 3
    ソフトに使用するプロファイルを設定する

    例では「Davinci Resolve」のプロファイルを設定しています。

    リストにソフトが表示されない場合は、「others...」から直接「.exe」ファイルを選択してください。

    大体は「C:\Program Files\ソフト名」か「C:\Program Files (x86)\ソフト名」にあることが多いです。

    設定が完了すると、プロファイルにソフトのアイコンが表示されます。

  • 4
    ソフトを起動し、自動でプロファイルが切り替わることを確認してください。

    プロファイル自動切り替えの設定は、以上となります。

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まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

いかがでしたでしょうか。

インターネット上に本製品の説明があまり見当たらなかったため、皆さんのお役に立てば幸いです。

レビュー記事も公開していますので、興味がありましたらご一読ください。

不明な点がございましたら、気軽にお問合せフォームよりご連絡をお願いします。できる限りサポートさせて頂きます。

それではまた会いましょう!

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